バルジ領域にアプローチする脱毛方法は効果がないって本当?従来の脱毛メカニズムと比較して解説

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バルジ領域にアプローチする脱毛方法は、近年の研究により生み出された比較的新しい脱毛方法です。ネットの口コミなどでは「効果がない」という声を見ることもありますが、果たして本当なのでしょうか?今回は、バルジ領域に働きかける脱毛方法の効果について、従来の脱毛方法と比較しながら解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

バルジ領域とは?

バルジ領域とは、毛を作るための指令を出す「指令部」のような働きをする幹細胞の一種です。バルジ領域には、毛の元になる細胞と、毛の色素に関係する細胞2つが含まれます。

 

従来、毛を作る組織は毛根にあると考えられていたため、毛根にアプローチする脱毛方法が一般的でした。しかし、近年バルジ領域の働きが毛の生成に大きく関わっていることが明らかになり、新たな脱毛方法が登場しています。

 

バルジ領域にアプローチする脱毛の仕組み

バルジ領域は、毛根と毛母細胞を包む毛包という細胞の中に存在します。従来のように毛根に刺激を与えるのではなく、毛包にレーザーを照射するのが近年登場した「バルジ領域にアプローチする脱毛方法」の仕組みです。

 

毛包に約60〜70℃の熱を与えて刺激することでバルジ領域の働きを弱め、毛を作り出す働きを抑えます。バルジ領域は皮膚の浅い位置にあるため、低い照射熱でも脱毛効果が得られるのが特徴です。

 

バルジ領域にアプローチする脱毛方法って効果がないの?

ネットの口コミなどには、「バルジ領域にアプローチする脱毛方法は効果がない」といったネガティブな意見がいくつか見られます。そのような声が上がる理由として、主に以下のようなものが考えられます。

 

  • 毛が抜けるまでに時間がかかるから
  • 技術力により効果に差が出るから
  • 毛質や毛量により向き・不向きがあるから

 

毛が抜けるまでに時間がかかるから

従来の脱毛方法は、1回の照射で一気に毛乳頭と毛母細胞を破壊し、照射後1〜2週間ほどで毛が抜け落ち始めます。一方、バルジ領域に熱を与えて脱毛を促す脱毛方法は、毛が抜けるまでに3~4週間ほどかかるのが特徴です。

 

毛を生えさせる司令官であるバルジ領域の毛包幹細胞を破壊しても、今すでに生えている毛は毛母細胞にある栄養により、成長を続けます。そして、蓄えられていた栄養がなくなれば毛の成長が止まり、やがて抜け落ちるという仕組みです。従来の方法よりも効果を見るのに時間がかかるため、「効果がなかった」という声が上がってしまうと考えられます。

 

技術力により効果に差が出るから

バルジ領域に働きかける脱毛方法では、「適切な回数で施術を受ける」「適切な箇所にレーザーを当てること」の2点が重要です。しかし、実際には担当者の技術力などが原因で、適切な施術がなされていないケースも少なくありません。バルジ領域にアプローチする脱毛方法自体には効果があっても、それを実施する際の担当者の問題で効果が十分に出ていない可能性も考えられるでしょう。

 

毛質や毛量により向き・不向きがあるから

従来の脱毛方法と、バルジ領域に熱を与えて脱毛を促す脱毛方法のどちらが優れているかを決めるのは難しいといえます。それぞれの脱毛方法にメリット・デメリットがあり、また毛質や毛量などによっても適する方法が変わるからです。脱毛のメカニズムをよく理解していないまま施術を受けて、「効果がなかった」と述べる方がいるのも悲しい事実です。

 

バルジ領域にアプローチする脱毛方法の特徴

バルジ領域に熱を与えて脱毛を促す脱毛方法は、従来の脱毛方法とメカニズムが異なります。こちらが気になる方は、以下に挙げる特徴を知ったうえで施術を受けるかどうか検討してみてください。

 

  • 痛みが少ない
  • 白髪や産毛も脱毛できる
  • 肌質を選ばない

 

痛みが少ない

バルジ領域にアプローチする脱毛方法は、皮膚の浅い部分に低い温度の熱を照射するため、痛みが少ないのが特徴です。レーザーの照射時は、「温かい飲み物の入ったコップを肌に当てる感覚」に例えられます。そのため、痛みに弱い人や、脇やVIOなどの敏感な部分を脱毛したい人におすすめといえます。

 

白髪や産毛も脱毛できる

従来の脱毛方法は、メラニン色素に反応するタイプが一般的で、色素の薄い白髪や産毛には効果が限られるものでした。一方、バルジ領域にレーザーを当てて脱毛する脱毛方法の場合は、メラニン色素の有無に関係なく、皮膚全体に熱を与えていく仕組みです。そのため、従来の方法では脱毛が難しいといわれていた白髪や産毛にも効果的にアプローチできます。

 

肌質を選ばない

先述したとおり、メラニン色素に反応するレーザーでは、日焼けした肌や色黒の肌には照射できないというデメリットがありました。これに対し、バルジ領域に脱毛するレーザーはメラニン色素に反応しにくいため、色黒の肌でもリスクを抑えた照射が可能です。また、低温度なので肌に対するダメージが少なく、敏感肌の人にもおすすめといえます。

 

まとめ

バルジ領域に働きかける脱毛方法は、従来の毛根にアプローチする方法と異なり、毛包に光を照射してムダ毛の発生を抑えます。毛が抜け落ちるまでに時間がかかるため、効果がないといわれることもありますが、実際の効果は従来の脱毛方法とほぼ変わりません。さらに、痛みが少なくどんな肌質にも適応できるというメリットもあります。

 

「BONNE」では、痛みの少ない最新の脱毛機を使用して脱毛を行うトータルエステサロンです。大人の方はもちろん、保護者の方の同意があればお子様(小学4年生~)の脱毛にも対応いたします。入りやすく過ごしやすい店舗づくりを心がけておりますので、ご用命の際はお気軽にご連絡ください。